日記
日中は某喫茶で作業。フレーゲとか。捗らない。
マクロスII完走。黒歴史扱いだがつまらなくはない。ただ、ジャーナリズム周りの話とかはピンポイントにダメージが高いので、キレないように準備しておいた方がいいかもしれない。イシュタルという負け組メインヒロインが人気のようだが、散髪イベントの時点で私の関心の対象ではなくなった。統合軍女エースの方がバブル女ぽくてよい。美樹本は旧きよきファンタジック美形キャラの系統より、こういうバブル臭のするちょいキツめのキャラの方が好きだな。ミレーヌ・ジーナスちゃん然り。
超時空要塞マクロスII Blu-ray Box (期間限定生産: 2015年7月24日迄)
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2014/07/25
- メディア: Blu-ray
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ハンバーグをこねて作る。焦がしてまずい。
ニクソンとキッシンジャー - 現実主義外交とは何か (中公新書)
- 作者: 大嶽秀夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2013/12/19
- メディア: 新書
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中公のニクソン&キッシンジャーの新書。よくまとまってて面白い。中ソ対立を背景に、ハノイがむしろモスクワに優越して休戦交渉上の意向を通してたなどの整理が新鮮。
あとは、毛沢東筆頭に、当時の米中首脳の日本観がなかなか異次元で驚く。すなわち、近い将来における日本の軍事大国化は60年代末時点ですでに避けられないものであり、場合によっては核武装まであるだろう、という認識がニクソン・キッシンジャー・毛沢東・周恩来の間でかなりの程度共有されていて、それは防ぎたいねという利害の一致が米中の接近を可能にしたということになってる。毛は60年代には、同盟した日米がソ連と足並みを揃えて中国を攻撃するという脅威をかなりの危機感をともなって感じていたがゆえに、日米同盟を解消させることを外交戦略上の目標としていたのだが、これに対しキッシンジャーが「日米安保あればこそ日本の独自の軍事大国化に歯止めがかかってるのだよ」と入れ知恵をすることで米中接近は可能となった、ということらしい。いずれにせよ、現実に日本が70年代・80年代軍事大国化したという事実はないわけだから、私としてはただ仰天しながらそのような記述を読むばかりである。
また、毛沢東の「資本主義国アメリカは歴史の趨勢として今後衰退するのだから、主敵はソ連なのであり、だとすれば対抗上アメリカと手を結ぶほかないだろう」という、やはり現在の観点から見れば誤った未来予測が、結果的に米中接近という決断をもたらし、現実の国際政治を形作っていった……というダイナミズムにも眩暈を覚える。
夜。寝れない。煙草はもう2週間喫んでない。
ひさしぶりにブログのことを考えた。あまり潜水艦をしていても仕方がないというのはあるだろうと思って、結局いま日記を書いてる。